未経験OKのWebデザイナー求人って怪しくない?訓練校から就職活動した私のリアルな視点

Webデザイナー

職業訓練校の終盤、就職活動が始まった

私はWebデザインの職業訓練校に通っていたのですが、終盤には就職活動がスタートしました。

でも、いくら訓練校で学んだとはいえ、私は“実務未経験”。
求人サイトで「未経験 Webデザイナー」と検索すると、ズラリと求人が並びました。

しかし…

ちょっと待って。それ、怪しいかも?
実際にそのような求人に応募したことはないのですが、私は**「違和感のある求人」は避けていました。**

その理由と、私なりの見分け方をお話しします。


Webデザイナーの求人、種類は大きく3タイプ

まず、Webデザイナーといっても、勤務先の種類で大きく3つに分かれると思っています。

① 制作会社(受託制作)

クライアントから依頼を受けて、Webサイトやバナーを制作します。

  • メリット:スキルアップしやすい、先輩デザイナーがいる可能性が高い
  • デメリット:納期がシビア、クライアントとのやり取りが発生

ガツガツ実力をつけたい方におすすめ。
ただ、社外の人と関わるのが苦手な人には向かないかも。


② インハウス(企業内の制作担当)

自社のWebサイト、チラシ、販促物などを作る「社内デザイナー」。

  • メリット:社内調整がしやすい、納期に比較的余裕がある
  • デメリット:職場によってデザインレベルや業務範囲に差がある

→ 私が働いた2社はこのインハウスデザイナーでした。
会社によって業務量や忙しさが全然違うので、「入ってみないとわからない」部分があるのが正直なところ。


③ SES(客先常駐型)

いわゆる派遣のような働き方で、契約先の企業に“配属”されて仕事をします。

  • メリット:案件によって経験の幅が広がることも
  • デメリット:環境が安定しない、スキルが浅い状態で放り込まれる危険も

私が一番注意してほしいのはこのタイプです。
「未経験OK」と書いてあっても、実際にはWebデザインの仕事をすぐに任せてもらえるとは限りません。

わたしの聞いたリアルな話

  • まずはコールセンターからスタート
     私の訓練校時代の知人は「Webデザイナー」として内定が決まったのに、実際の仕事内容はなぜかコールセンター。
     就職は早かったけど、たった3日で退職してしまいました。
  • 実務経験を偽って働かされる
     別の方は、「実務経験5年」と嘘の経歴を言わされて配属されたそうです(会社側の指示)。
     頑張って働いていたけれど、わからないことはすべて自力で調べながら進めていて本当に大変そうでした。
     結果的には「自分のスキルになった」と前向きに捉えていましたが、かなりのストレスやプレッシャーがあったと思います。

どうやって見分ける?怪しい求人の特徴

「未経験OK」はありがたいけど、こんな特徴がある求人はちょっと要注意かも。

  • 未経験OK × 高収入 × 全国対応
     → 条件が良すぎる求人は、配属型のSESの可能性が高いです。
  • 「大手企業で働けます!」
     → 自社ではなく、外部派遣。「どこに配属されるか」は入ってみないとわかりません。
  • 「研修あり」だけで内容不明
     → 何を教えてくれるのか、どれくらいの期間なのかが書いていないと不安ですよね。

わたしの選択

わたしは、職業訓練校を通じて、未経験でも安心して働ける職場を選びました。

  • 業務内容が明確だった
  • 面接で学習過程やポートフォリオについて聞いてくれた
  • スタート時の仕事内容に無理がなかった

こういう「具体的に働くイメージができる求人」は信頼できました。


結論:未経験OKの求人は慎重に見極めて

未経験OK=すべて怪しい、というわけではありません。
でも、**「楽して入れる」「高収入」「全国対応」**みたいなワードが並んでいたら、一度立ち止まって考えてほしいです。

Webデザインは、学んだだけでプロになれるほど甘くはありません。
だからこそ、自分が安心して働ける環境を選ぶために、情報収集はすごく大切だと思います。

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