20代のころは、将来のお金に対する漠然とした不安がいつもありました。
でも、30代になった今、少しずつお金との向き合い方が変わってきた実感があります。
今回は、わたしが「お金の不安が減った」と感じるようになった理由についてまとめてみました。
お金の「仕組み」を勉強した
友人たちは家を買ったり、保険に入ったりしていますが、資産運用をしている人はほとんどいません。
わたしも家を買うか悩んだ時期がありましたが、資産という観点で考えたとき、住宅ローンは一気にマイナスになることに気づきました。
ローンは未来の時間を買うもの。
未来に時間を縛られる生活は、わたしには合わないと判断しました。
保険についてもよく考えました。
なぜ保険会社が儲かるのか?それは保険が圧倒的に儲かる仕組みだからです。
たまたま保険でお金をもらえた友人もいますが、それは本来の目的とは違うと感じました。
知識を得ることで、自分のお金を守る力がついた。
今でも「家は?保険は?」と言われることはありますが、わたしは自分の考えを持っているので流されません。
ただ、友人に自分の考えを押し付けることもしていません。
資産運用を始めた
わたしは将来の不安から、昔から貯金ばかりしてしまうタイプでした。
でも、インフレによって銀行預金の価値が目減りしていくことを知り、NISAを始めました。
さらに、不労所得を得るために高配当株にも投資し、少しずつ勉強中です。
コツコツ積み立てることで、未来への安心感を少しずつ手に入れています。
無駄な保険をやめた
保険は安心のためにお金を払うものです。
でも、なぜ入るのか分からないまま契約している人も多い。
実際、わたしの夫も「なんとなく」で入っていたため、不要な保険を途中で解約しました。
知識がないと、無駄なお金を払い続けることになる。
本当に怖いのは「よく分からないまま流されること」だと実感しています。
「節約しなきゃ」思考をやめた
何でもかんでも節約しようとすると、時間も幸せも奪われます。
例えば、時短になるならお金を使う。
ストレスを減らせるなら、カフェ代だって必要経費。
「使うところには使う」
使い所をきちんと考えることで、お金に対するストレスも減りました。
必要以上に人と比べなくなった
わたしはキャリアチェンジをしたため、会社員としての給料はそれほど高くありません。
昔の同僚たちは昇給して、年収も上がっていると聞くと、少しもやっとすることもあります。
でも、わたしは給料と引き換えに、自由と時間を手に入れました。
自分の選択に誇りを持つことが、不安を小さくしてくれています。
「最悪どうにかなる」という感覚を持てるようになった
将来のことを考えれば不安はつきものです。
一つのことを一生懸命やり続ける人を尊敬もしますが、わたしにはそれができませんでした。
でも、未来を心配しすぎても、良くなるとは限らない。
だから、今を大切にすることにしました。
今、なんとか生活できている。
だから、「最悪どうにかなる」という感覚を持てるようになりました。
あまり先のことを考えすぎず、「今をどう生きたいか」を考えることを大切にしています。
おわりに
お金の不安がゼロになることはないかもしれません。
でも、知識を得て、自分に合った選択をしてきたことで、不安に振り回されることは少なくなりました。
これからも、「無理なく、心地よく」お金と付き合っていきたいです。
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