やたらカタカナが多い本にモヤッとした話
最近オーディブルで、ある“自分らしく生きる”系の本を聴いていました。
タイトルは伏せますが、考え方やマインドに関する内容です。
ただ……その本、やたらカタカナやITっぽい用語が多い。
最初は「わたしの知識が足りないのかも」と思いながら聴いていたのですが、
聴き進めるうちにやっぱり違和感が強くなっていきました。
「なんでその言葉使うの?」の連続
たとえば、「フィードバック」「マインドセット」「コンセンサス」「イニシアティブ」みたいな言葉が、1文に何個も出てくる。
正直、「今のって、もっとシンプルな言葉で言えたよね?」って感じる場面が多かったです。
もちろん、カタカナ語自体が悪いわけではありません。
内容も、参考になる部分はちゃんとありました。
それでも、「伝えようとしているのか、カッコつけてるのか、どっち?」と感じてしまい、モヤモヤしてしまいました。
カタカナ=知識の浅さ?それとも気づき?
もしかしたら、わたしの理解力や知識が浅いから、
日本語よりカタカナ語の方が難しく感じるのかもしれません。
でも、これまでいくつかの本を聴いてきた中でも、
ここまでやたらとカタカナや専門用語を多用する本は珍しかった。
その結果、内容が入ってこなくて、聞き流すだけになってしまいました。
勉強のための読書だったはずが、「よくわかんないけどカッコつけてるな〜」という印象だけが残ってしまったのは、ちょっと残念。
わたしが気をつけたいと思ったこと
この体験を通して、自分が言葉を選ぶときにも気をつけようと思いました。
たとえば、こうやってブログを書くとき。
読んでくれる人がわたしと同じようなモヤモヤを感じないように、
できるだけシンプルで伝わる言葉を選びたい。
カタカナ語や難しい表現を使うのが悪いわけではないけれど、
「誰に向けて」「どう伝えるか」を考えることが大切なんだな、と気づかされました。
いろんな本がある。それでいい
今回の本に不快感を持ったのは事実だけど、
逆に「こういう言葉づかいは自分はしないでおこう」と学ぶこともできました。
世の中にはいろんな伝え方があるし、いろんな好みの人がいます。
きっとその本も、誰かにとってはとても刺さっているのかもしれません。
でもわたしは、シンプルに、丁寧に、伝わる言葉で話す人の方が好きだな、と思いました。
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