やりたいことが見つからないまま、進路を選んだ高校生のわたし
進路に悩んでいた高校生の頃のわたしは、
正直なところ、まだ「やりたいこと」が見つかっていませんでした。
ただ、周りがどんどん進路を決めていく中で、
「早く決めなきゃ」「出遅れたらダメだ」と焦っていました。
そんな時、たまたま病院に行く機会があり、
その経験をきっかけに、なんとなく医療関係の道を選びました。
でも本当は、そこまで「絶対にこの職業に就きたい!」という強い思いがあったわけではなかったのです。
専門職の大学に進んだことの後悔
途中でやめるという選択肢を選べなかった
医療系の専門職を目指す大学に進学したことで、
途中で「違うかも」と思っても、簡単に進路変更できなくなりました。
実際に、途中で辞めた人もいましたが、わたしにはそれができませんでした。
奨学金=借金だったという現実
社会人になって初めて知ったこと
わたしは奨学金を借りて大学に通っていましたが、
高校生のときは、それが「借金」であるということを深く理解していませんでした。
親に言われるまま、何となく借りて、何となく大学へ進みました。
社会人になり、返済が始まってから、やっと気づきました。
これは20年かけて返さなければならない借金だということを。
30歳になっても続く返済
繰上げ返済もしましたが、
30歳になった今でも、まだ返済は続いています。
しかも、今は当時学んだこととは全く別の仕事をしています。
学びを活かしていないのに、借金だけが残っている現実があります。
高校生のあなたに伝えたいこと
本当に、借金をしてまでその道に進みたいか?
だからこそ、進路を決める高校生のあなたに伝えたい。
「本当に、借金をしてまでその道に進みたいのか?」
一度、しっかり自分に問いかけてほしいです。
焦らなくてもいい。選択肢は他にもある
もし、まだやりたいことが見つかっていないなら、
留学や浪人という選択肢も考えていいと思います。
焦って決める必要はありません。
たくさん遊んだり、いろんな世界を見たりすることは、
将来の自分にとって大きな意味を持ちます。
最後に。挑戦できるときに挑戦してほしい
わたしはいまだに、「何が好きで、何をしたいのか」を探し続けています。
だからこそ、もっと若い頃に、もっと世界を見ておきたかったと心から思っています。
ワーキングホリデーに行ったり、海外に出たり、
そんな経験ができるのも若いうちだけです。
挑戦できるときに、ぜひ挑戦してほしい。
今、進路に悩んでいるあなたへ。
焦らなくても大丈夫。
後悔しない選択をしてほしいと、心から願っています。
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